杏林大学医学部付属病院って実際どう?⇒看護師の求人と評判・口コミを確認する
三鷹市にある杏林大学医学部付属病院ですが、1153床のかなり大きい規模の大学病院ということもあり、患者さんも多く入院しておりかなり忙しい職場環境です。
残業も多く定時で帰れることはほとんどないと言われており、更には休日でも勉強会や研修で参加しないといけないことも多く、プライベートの時間はほとんど取ることが出来ません。
ただ大学病院なので教育体制はかなり充実しているので、キャリアアップを目指す人には勉強会や研修も多いので、やりがいもあって学べる環境としては最適な病院だと思います。
では、実際に働いている看護師の声を元に内部情報をまとめてみたので、転職を考えている人は参考にしてみて下さい。
杏林大学医学部付属病院のリアルなところ
給料 | |
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忙しさ(残業) | |
有給消化 | |
人間関係 | |
設備の新しさ | |
総合的なおすすめ度 |
※実際に働いている看護師に聞いた情報です。
※独自の調査によるデータのため配属先によって相違があるケースもあります。
杏林大学医学部付属病院では、残業がとにかく多いと言われており、平均で1日2〜3時間、もっと忙しいところで3〜4時間の残業も当たり前になっています。そのため、帰宅が21時22時を超えることも少なくありません。
また、勉強会や研修が休日に開催されると出勤しないといけなかったり、看護研究のメンバーになると勤務終了後や休日出勤して取り組まないといけないので、プライベートの時間はどうしても犠牲になってしまうことが多くなってきます。
その割に、研究手当や残業手当も出ないので不満を感じる人も多く、若いうちであればキャリアアップのために働くにはいいかもしれませんが、結婚や出産してからは家庭との両立は難しい環境だと思います。
看護師の年齢層は、全体的に20〜30代と若い人が多いですが、看護師同士の人間関係は比較的良い部署が多いのが特徴です。
医師やコメディカルなど他の職種のスタッフともコミュニケーションが取りやすいので、人間関係でストレスに感じることは少なようです。
杏林大学医学部付属病院の給料ってどれくらい?
ちなみに杏林大学医学部付属病院で働く看護師は、どれくらいの給料をもらっているのでしょうか?
正看護師・大卒 | 月給270,744(基本給215,020円+諸手当55,724円) |
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正看護師・3年卒 | 月給263,749円(基本給208,493円+諸手当55,256円) |
賞与 | 年2回(4.8カ月+60,000円) |
諸手当 | 住宅手当(除入寮者)、特殊勤務手当、交代勤務手当、休日出勤手当、残業手当、通勤手当 |
杏林大学医学部付属病院の給料は、賞与が4.8ヶ月とありますが、都内の大学病院では賞与が5ヶ月を超える病院もあるので、大学病院の中ではそこまで高くない方です。
ちなみに1人暮らしで住宅手当も支給される場合は、3年目で年収530万円、5年目で年収550万円と出るので、3年目以降は年収500万円は超えてくる計算になります。
杏林大学医学部付属病院の施設情報
病床数 | 1153床 |
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救急指定 | 三次救急 |
看護基準 | 7:1 |
求人頻度 | 普通 |
診療科目 | 内科、精神科、神経科、整形外科、形成外科、美容外科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科 |
病院ご担当者の方へ
当サイトは看護師さんからの口コミによって成り立っておりますが、もし施設情報や状況などの変化がありましたらこちらまでお寄せ頂けますと幸いです。
杏林大学医学部付属病院のメリット・デメリット
メリット
①教育体制が充実している
杏林大学医学部付属病院では、病院独自のANSS(アプリコットナースサポートシステム)があり、チーム全体で新人教育や指導を行っていこうという姿勢があるので、新卒・既卒ともに着実のキャリアアップ出来る環境があります。勉強会や研修スケジュールもしっかりと立てられているので、学びたい人にとってはやりがいのある病院だと思います。
②看護師としてのキャリアアップに繋がる
杏林大学医学部付属病院では院内研修が充実しているので、知識や技術習得は確実に得られる職場環境となっています。また院外研修も年に1回は病院負担で受講が出来たり、それ以外も日勤扱いで研修を受けることも出来るので、キャリアアップを目指す人には最適な病院だと思います。
デメリット
①ハードワークな職場環境
杏林大学医学部付属病院では残業がとにかく多いので、帰宅時間が22時を超えることもあり体力的にもかなりキツくなってしまいます。また休みの日でも勉強会や研修が多くて出勤しないといけないこともあり、休みの日も休んだ気がせずリフレッシュがなかなか出来ない職場環境です。
②ママさんナースが働きにくい
杏林大学医学部付属病院では時短勤務制度はあるものの、ママさんナースとして働いている人がかなり少ないため、子育てと仕事の両立をするにも理解が得られにくい環境です。子供の熱が出てしまった時も休みが取りにくい雰囲気もあるので、小さい子供を育てているママさんナースは肩身の狭い思いをしてしまいます。
杏林大学医学部付属病院で働いていた看護師の口コミ
中途採用として入っても教育体制はかなり充実していて、プリセプターを付けてくれてしっかりと教えてもらえました。ただ新人だから早めに帰宅させてあげようという雰囲気は一切なく、残業も他のスタッフと同じように3時間くらいは毎日残っていて、更には課題も多くて帰宅してからも勉強しないといけないので大変でした。
有給は部署によっても消化率はかなり異なってくるようです。SICUやCICUなど看護師の人数が充足しているところは消化率も良いですが、一般病棟ではほとんど有給を捨てることになってしまっています。退職の時でも使うことが出来ず無駄になっているので、休みの融通がきかないことが原因で転職を考える人もいます。
最近病棟を建て替えたので、ホテルみたいにキレイになってます。また大学病院ということもあって、設備や備品面はかなり充実していて、民間病院のようにコストを意識して備品を使わないといけないこともなく、安全面や衛生面で不安に感じるようなことはなかったです。
病院の評判・口コミ情報をもっと詳しく知りたい人へ
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