東京女子医科大学病院って実際どう?⇒看護師の求人と評判・口コミを確認する
新宿区にある東京女子医科大学病院ですが、1379床とかなり規模の大きい大学病院になります。
残業も多くハードワークな職場環境ではありますが、様々な症例の患者さんをみることが出来るので、キャリアアップを目指す看護師にはやりがいのある環境です。
また2015年に改築工事をしているため院内は非常にキレイになっており、最新設備も導入されているので最先端の医療を学ぶことが出来ます。
では、実際に働いている看護師の声を元に内部情報をまとめてみたので、転職を考えている人は参考にしてみて下さい。
東京女子医科大学病院のリアルなところ
給料 | |
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忙しさ(残業) | |
有給消化 | |
人間関係 | |
設備の新しさ | |
総合的なおすすめ度 |
※実際に働いている看護師に聞いた情報です。
※独自の調査によるデータのため配属先によって相違があるケースもあります。
東京女子医科大学病院では緊急入院が多くとにかく忙しいので、働いている看護師も常にバタバタ走り回っているような状況です。
そのため残業も1日2〜3時間は当たり前と言われており、帰宅時間も20時21時を超えてしまう日が多く、体力的にはかなりキツく感じてしまうかもしれません。
また東京女子医科大学病院では2014年に小児科病棟で医療事故が起きており、それによって病院全体として患者数がかなり減ってしまいました。(医療事故のニュースはこちら)
そのため職員の賞与も大幅にカットされてしまい、病院の経営に不安を感じて退職してしまう看護師も多く、2015年度の新卒入社の看護師もかなり減ってしまったようです。
現状まだ医療事故の影響もあって看護師不足が続いており、1人ひとりの看護師の負担がかなり大きくなってしまい、新たに離職者が出てしまったりと大変な状況です。
東京女子医科大学病院の給料ってどれくらい?
ちなみに東京女子医科大学病院で働く看護師は、どれくらいの給料をもらっているのでしょうか?
新卒の場合 | 年収371万円 |
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経験3年目の場合 | 年収390万円 |
経験13年目の場合 | 年収490万円 |
賞与 | 年2回(5.03ヶ月) |
諸手当 | 夜勤手当(8,300円)、病棟手当(5,000円)、オペ室手当(8,000円)、住宅手当(単身者:21,500円、配偶者を扶養している場合:30,000円)、危険手当、扶養手当(配偶者:13,000円、配偶者以外:6,500円/人)、看護師手当(15,000円)、エキスパート手当(30,000円)、残業手当、通勤手当 |
東京女子医科大学病院の給料は賞与が5.03ヶ月と高めになっていますが、2015年度には医療事故の影響もあって賞与が半分くらい下がっていたようです。しかし、2016年度から徐々に持ち直してきているようです。
また、残業時間はかなり多くなってきますが、その分残業代は付くので、毎月の月給は他の病院と比べても高めになっています。
東京女子医科大学病院の施設情報
病床数 | 1,379床(一般:1,314床、精神:65床) |
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救急指定 | 三次救急 |
看護基準 | 7:1 |
求人頻度 | 多め |
診療科目 | 内科、精神科、神経科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科 |
病院ご担当者の方へ
当サイトは看護師さんからの口コミによって成り立っておりますが、
もし施設情報や状況などの変化がありましたらこちらまでお寄せ頂けますと幸いです。
東京女子医科大学病院のメリット・デメリット
メリット
①教育体制が充実している
東京女子医科大学病院では新卒として入ってくる看護師も多いので、入職してからは新人研修に参加をして基礎から学ぶことが出来ます。教育担当やプリセプターが看護技術や知識、考え方などを教えてくれたり、また院内研修はもちろんですが院外研修にも積極的に参加出来るので、学びたい人にとっては最適な職場環境だと思います。
②看護師としてのキャリアアップが出来る
東京女子医科大学病院では高度専門医療を提供しているので、普段ではみれないような症例の患者さんをみることが出来るので、専門性を磨くには非常にやりがいのある病院だと思います。また認定看護師や専門看護師も多く在籍しているので、勉強会や研修内容においてもレベルが高い内容を学ぶことが出来ます。
デメリット
①ハードワークな職場環境
東京女子医科大学病院では残業時間が平均2〜3時間は当たり前になっており、病棟によっては有給もほとんど取ることが出来ないケースも多いようです。また、勉強会や委員会活動、看護研究など業務外の活動時間も多いので、休日であっても勉強会や会議のために休日出勤しないといけないことも多く、プライベートの時間はどうしても犠牲になってしまいます。
②看護師同士の派閥があるところも多い
病院内には女子医科大学病院附属看護学校出身の看護師が多いため、他の学校出身者と派閥(グループ?)が出来やすく、他の学校出身というだけでよそ者扱いされてしまうこともあります。基本的には、20〜30代の若い看護師が多く働いているので、仲が良い病棟はチームワークも良くて人間関係も良いみたいですが、そうでない病棟では派閥やイジメも当たり前にあるような状況です。
東京女子医科大学病院で働いていた看護師の口コミ
私が外科系の病棟で働いていたのですが、体育会系のノリでサバサバした人が多くて人間関係は良かったです。ちなみにママさんナースとして働いている人も何人かいますが、時短勤務は出来るものの常勤となれば夜勤は必須なので、家族のサポートがない人には両立はまだまだ厳しそうです。
とにかく忙しくて私が働いていた時は月7〜8回は夜勤をしてました。他の人が夏休みや冬休みを取ってる時は夜勤が9回の時もあり、とにかく過酷なシフトの状況にみんな疲弊してる状態でした。私自身も結婚してから続けることが出来ないと感じて、5年目の時に転職しましたが同期もその時にはほとんどいなかったです。
研修内容はかなりレベルが高いことを教えてくれてました。看護師だけではなく医師やMEさん主催の勉強会もあったり、また院外研修も希望すれば参加費用も病院負担にしてもらえるので、キャリアアップを目指している人にとっては最適な職場環境だと思います。
病院の評判・口コミ情報をもっと詳しく知りたい人へ
病院の内部事情をもっと知りたい場合は、看護師転職サイトの「レバウェル看護」に相談することをオススメします。
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